

おれは日々ヒゲストレスに悩まされている。
さらに、『すべてを試さなければ気がすまないストレス』を患っているので、フィリップス・パナソニック・ブラウンの三社の電気シェーバーを全部買った(しかも、一番グレードの高いやつ)。
ひじょ~に痛い出費である(イタタタ!)。一つ買えば十分である。でも、全部試さないとストレスに襲われて、思考や時間を奪われてしまう。人生を奪われてしまう。
おれにとって、『すべての電気シェーバーを買って試す』ということは、『ストレスと戦う』ということなのである。
ストレスとの戦いには金がかかる。軍資金が必要なのだ。
さて、前置きが長くなった。本筋に戻ろう。
今回は、三社の電気シェーバーを、実際に使った感想と共に紹介していく。ヒゲストレスで悩んでいる人は、参考にして欲しい。
――と、比較をする前に、まずはヒゲストレスの解説から。
おれの場合、主なストレスをは二つ。
カミソリ負けによる肌荒れストレスと深ぞりができなくてヒゲが残ってしまうストレスである。
おれは肌が弱いので、カミソリ負けをして顔が血だらけになってしまう。あと、ヒゲを剃った後すごくヒリヒリする。ヒリヒリするのが気になってストレスになる。仕事に集中できなくなる。
また、ヒゲのそり残しがすごく気になる。周りの人に「こいつのヒゲ汚ねぇなぁ」と思われているのではないかと不安になる。ストレスで遊びに集中できなくなる。
おれはこの二つのヒゲストレスを解決するための『アイテム』を求めた。それが、電気シェーバーである。
さて、ここからが本題。電気シェーバーの紹介をしていくぞ! (※あくまでおれの感想なので、盲信しないでね。参考程度にご覧あれ)

まずはこいつ。パナソニックの ラムダッシュ ES-LV5B 。
アゴ周り(ケツアゴの部分……いわゆるオトガイ部)の深ぞりに関しては、こいつが一番だった。
ただし、こいつを使うと、結構ヒリヒリするし、時々出血する。ヒリヒリが気になってストレスで、仕事に集中できない日がかなりあった。
それに、鼻下の口ひげの部分はちょっち剃りにくかった。
肌への優しさは、しょーじき他の二社の製品に劣ると思う。
メンテナンスには油差しが必要。
駆動音は少しうるさく感じる。火曜サスペンス劇場のテーマくらいのレベル。

お次に紹介するのがこいつ。フィリップスの9000シリーズ のS9185。
こいつはとにかく肌に優しい! 使った後にヒリヒリしなかった。
しかし、深ぞりがちょっと苦手。それにヒゲを剃るのに何往復もしなければならないので、かなり時間がかかる。はや剃りも苦手。
剃った後のそり残しのジョリジョリを手で感じる度に、ストレスが発生した。それで仕事に集中できない日がかなりあった。
あと、刃の部分が三カ所あるのだが、メインで使っていない刃が変なところに当たって、そこの部分の肌が荒れた。(そのため、わざと中の刃を一つ取り外して使っていた)
あとあと、鼻の下の口ひげ部分に関しては、フィリップスが一番剃りやすく、深ぞりができると思う。
あとあとあと、一番メンテナンスが楽。油を差さなくてもいいのが楽。
駆動音に関してはラムダッシュよりも静か。ハンドスピナーレベル。

最後はこいつ。ブラウン シリーズ 9の 9240s-P。
使った率直な感想としては、ラムダッシュとフィリップスの中間といった感じ。
肌への優しさは良い。剃った後ヒリヒリしなかった。
しかし、深ぞりに関してはもう一声! といった感じ。特にアゴ回りの深ぞりはラムダッシュの方が良かった印象。
あと、なんていうか、パワーがスゲェ。他の二社の製品よりも、パワーがすげぇ!(語彙力の欠如)
ただし、そのパワーのせいなのか、振動がえげつない。骨が振動するのを感じる。この振動は、人によっては不快かもしれない。ラムダッシュとフィリップスを使用したときは、ここまでの振動はなかった。
あと、口ひげに関してはちょっと苦手かも。
あとあと、はや剃りにはブラウンが一番良いと思う。時短したい人はブラウンが良いかも。
メンテナンスには油差しが必要。
駆動音に関しては、ラムダッシュと同じくらい。ラムダッシュは高音がうるさくて、ブラウンは低音がうるさいイメージ。
以上が、三社の製品を実際に使ってみた感想である。
まとめるとこんな感じ。
- ラムダッシュは結構ヒリヒリするぞ! でも深ぞりしやすいぞ!
- フィリップスは結構剃るのに時間がかかるぞ! でも肌にむちゃくちゃ優しいぞ!
- ブラウンは振動が激しいぞ! ヒリヒリしにくいし、そこそこ深ぞりできるぞ!
電気シェーバーを買おうか悩んでいる人は、一つの意見として参考程度にこの記事を利用して欲しい。
ちなみにおれは、フィリップスの電気シェーバーを最終的に選んだ。やっぱり肌に優しいタイプが一番ストレスが少なかったからだ。
諸君のヒゲストレスが少しでも軽減されることを願う。