ドラッグストアやホームセンターには、ストレスと戦うためのアイテムが豊富にある!

歯の痛みは、強大なストレスである。
歯が痛くなったら、すぐに歯医者に行こう。
でも、忙しくてすぐに行けないときもある。そんなときは、とりあえずドラッグストアへ向かおう!
歯の痛みを抑える薬には、大きく分けて「塗るタイプ」と「飲むタイプ」がある。
塗るタイプの主な成分は、『麻酔効果』のある成分である。
痛みのある部位の感覚を麻痺させて、痛みを和らげるのだ。注意点としては、塗りすぎないこと。米粒大の大きさで十分効果があるし、塗りすぎると感覚が鈍くなりすぎる。
また、塗るタイプには「新今治水」に代表される液体のタイプと、「デンタルクリーム」のようなクリームタイプがある。これはお好みで選ぶがよろしい。
飲み合わせの問題や持病がある人で、飲み薬が使えない人は、塗るタイプでとりあえず我慢しよう。
続いて飲むタイプ。
飲むタイプに関しては、「イブ」や「バファリン」などのいわゆる痛み止めで良い。
痛み止めは、頭痛にも効くし歯痛にも効くし腰痛にも効く。
痛み止めを選ぶ際は、「眠気の副作用があるかないか?」 というのが重要なポイントとなる。
眠気があって困る人は、「リングルアイビー錠α200」や「ロキソニン」、「バファリン」などの眠くなる成分が入っていないものを選ぼう(※バファリンやロキソニンはシリーズの種類によっては眠くなる成分が入っているので注意)。

どうしても自分で確かめたい人は、注意事項のところに「 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください 」と書かれていないものを選ぼう。この注意事項が書いてあるやつはすべて、眠気の副作用がある。
眠気の副作用があっても大丈夫! という人は、むしろ眠くなる成分が入っている商品を選ぼう。眠くなる成分が入っていた方が、痛みを抑える効果は高くなる。
ちなみに「ロキソニン」は第一類医薬品に分類されるため、薬剤師がいる店で、薬剤師がいる時間帯にしか販売できないお薬だ。

また、持病がある人や病院で薬を飲んでいる人は、自己判断せずに、病院や薬局に連絡して、確認を取ってから痛み止めを飲むようにしよう。
たとえば、ぜんそくの人が痛み止めを飲むと、症状が悪化する可能性がある。
『高血圧の人は使用しないでください』と添付文書に書いてある痛み止めもある。また、痛み止めには、一部の血糖降下薬の作用を高めてしまう可能性もある。

それと、痛み止めは胃を荒らす副作用があるので、できるかぎり、食後に飲むようにしよう。食後に飲むのが難しい場合、可能なら何か軽いもの、たとえばクッキーとかでもいいから食べてから飲んだ方がいい。
どうしても何も食べることができないのなら、比較的胃に優しいタイプの痛み止めがあるので、それを選ぼう。詳しくは店員さんに聞こう。
あと、痛み止めによって、効果が出るまでの『速さ』が実は違うのだ。
痛み止めの中でも「ロキソニン」は飲んでから効果が発現するまでの時間がダントツで速い。それは、「ロキソニン」が良く効くと云われる理由の一つでもある。
以上。どうだったかな? ストレッサー将軍は歯が痛くなったら、こんな感じでドラッグストアを歩くのさ!