やあ。こんちわ。

おれの体調は髪型に左右されていると言っても過言ではない。

髪の毛が伸びると、もさもさしてくる。特にもみあげと襟足が地獄の様相を示す。もさもさ地獄である。

そこまで伸びると、前髪も気になる。ストレスだ。とにかくストレスだ。体調が悪くなる。

そこで、バリカンの登場だ。

おれは五センチのアタッチメントを付けて、全体をおなじ長さで切りそろえている。

ヴイーーーーン!

まあ、それなりに切れて、それなりの髪型になる。

鏡で見てもそこまで変じゃない。

でも、「バリカンで自分で切った」という事実が頭の片隅に常にある。

その事実が、おれに語りかける。

「自分でバリカンで切った髪型って、変じゃない?」

その呪いの言葉によって、おれは二十四時間ストレスにさらされる。

結局、そのストレスは一、二ヶ月ほどして、髪の毛が伸びてくるまで、ずっと、ずっと、ずっと! おれの脳内で再生され続ける。

嘘でも、冗談でも、誇張でもない。

ほんとうに、一ヶ月間、ずっと、髪の毛のことが気になって、ストレスを感じるんだ。

頭髪ストレスによって、おれの能力は落ちる。仕事に集中できない。自分の能力が落ちていることがわかるので、失敗しないようにいつも以上に気を遣うから、普段の数倍疲れる。自由時間はストレスの解消に消費され、お金も同時に浪費される。

もう、勘弁して欲しい。

髪の毛の長さ、長くても短くてもストレスに続く。

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